あなたはプレゼンで「成功した!」と感じたことはありますか?
まだ実際にプレゼンをしたことがない人やあまり経験がなく、上手くいったことがないという方に向けて即実践できる記事を書きました。
話し下手で全然プレゼンが上手くいかなかった僕が経験した話を含めて解説していきます!

プレゼンで大事なこと
プレゼンで大事なことはざっくり2つです。
① 論理的に”考える”ことと”伝える”こと両方が大事
② ゴールは聞く側に理解してもらうこと
言葉だけ聞くとかなり堅っ苦しいかもしれません、、
ただ言いたいことは単純で、プレゼンはしゃべりが上手いことだけでは上手くいかない。
大事なのはちゃんと考えられているかつ伝える技術がどちらも必要ですということです。
あとは、プレゼンの目的はあくまで相手に理解してもらうこと。
上手くいったいかなかったは相手次第なんです。
なのでしゃべりが上手いからといって相手が全くちんぷんかんぷんであればそのプレゼンは失敗ということになります。
最初に全体の話を図にするとこんな感じ。

ここからは『考えること』について解説を始めるので、必要ないよという方は飛ばしてください!
論理的に考える
論理的に考える力
論理的ってどういうことかというと
論理的=話が繋がっていること
という感じです。
じゃあ話を繋げるにはどうすればいいのかというと
話をつなぐ方法は、縦の論理(直列)or 横の論理(並列)のどちらか
になります。
縦の論理というのは、話をどんどん深掘るイメージで、「こうならこう、こうならこう」というように続いてきます。
なので、あまりにも話が飛んでいたりすると、聞く側は違和感を覚えてしまいます。
横の論理は、一つの話を例題や似たような話をどんどん広げていくイメージです。
なので何か一つ話が漏れていると相手は話が抜けていると感じてしまいます。
図にするとこんな感じ。

仮説を立てる力
次に仮説を立てる力についてお話しします。
仮説を立てる力がないと相手にちゃんと伝わらない状態、つまり相手の疑問に答えられていない状態が生まれます。
相手の疑問に答えるには仮説を立てると言っても、5つのステップに分解できます。

①と②は相手が前提としている目的と、そこから疑問に繋がる論点をしっかり確認もしくは認識しておきます。
わかりやすくいうと相手は何を求めていて、何がわかっていないのかを知っておくということです。
その上で、相手の疑問に答えるには
1, 疑問の解決策の仮説をたてて
2, その仮説を検証する(ぶつけてみる)
3, 自分なりの示唆(考え)を立ててみる。
こんなステップを踏むとたいていの疑問に答えることができるということです。
なのでプレゼンをする前の段階やプレゼン中の質を高めるために”考える”ということが非常に重要です!
的確に伝える

内容の設計力
プレゼンに必要な要素は以下のような感じです。

「①議題」と「②論点」まではイメージしやすいと思います。
ここで大事なのは「③着地点」です。
相手がこのプレゼンで何をアウトプット/学びとして持ち帰るのかというところを考えておくということです。
これはプレゼン以外に会議にも同じことが言えます。
学びは相手次第なので明確に全てわかることはできないですが、着地点を考えてみると、そのプレゼンでどこを一番伝えたいのか強弱をつけることができるようになります。
スライド作成力

ここにきてやっとスライド作成です笑
前提として
スライド資料 = 考えを的確に伝える、説得するためのツール
ということ。そして
理想のスライド:「一目で理解でき、誰にも誤解されない」状態
スライド作成の3つのポイント

上記の3つのポイントを守ってみるだけでもだいぶ見た目が変わってきます!
状況にもよると思うので難しいところですが、即実践できますよ!
もっと完成度を高める2つのポイント
完成度をより高めるために、スライドを最大限活用することと、整然と配置することを心がけてみてください!
こんな感じです。

スライド1枚を最大限活用しないと、小さな文字や図がみづらくてしょうがないです。。
また、横幅とか余白とかはある程度自分の中でルールを作って作成しましょう!
でないとスライド全体がバラバラに見えてしまい、パッとみたときに雑な印象を与えてしまいます。
プレゼンのコツ

最後に僕が口下手でまっさらな初心者の状態からプレゼンに対する苦手意識を無くした中で役に立った方法をお伝えします。
スライドをいきなり作り出さない!
人によるのですがこれは非常に効率が悪い気がします。。
スライドを作る前に会議の論点や着地点をを考えておくべきと上で解説しました。
なので、スライドをいきなり作ってしまうと考えがまだ未確定なので後から大幅に修正しなきゃという状態になりがちです。
ではどうすればいいのかというと
メモ帳/紙に書き出し → 一気にスライド作成
の流れが一番いいです。
一見めんどくさそうですが、紙ならばページの構成とか入れたい文字とかを思ったように形にできますし、上手く作る必要がないのでアイデアが出てきやすいです。
そして、スライドをこう作っていこうと決まっていれば、スライド作成はかなりスピーディーに進みます。
画像は高画質のものを!
画像を引用する際は高画質のものを利用しましょう!
これは当たり前に思うかもですが、Googleで画像検索とかするとかなり雑な画像も混じっています。
見る側としても画質が悪いと気が散ってしまいますし、プレゼンにチープな印象を持ってしまいます。。
オススメはPexelsです。これは無料でダウンロードできるのでつかってみてくださいね。
強弱をつける!

上の方でも話しましたが、プレゼン自体の着地点を設定するので発表の中でも強弱をつける必要があります。
一番伝えたいこととそれをサポートするような話しなど、強弱をあらかじめメモの中で設定しておくことで話す際も意識できるようになります。
反復練習はバカにならない!

最後はスポ根みたいになっちゃってあれですが、反復練習です!笑
回数が大事なのではなく、実際に時間を測ってやってみる中で、「ここはこんなに話さなくてもいいんじゃないか?」とか「ここもっと話に説得力を持たせないとな」という気づきがあります。
おわりに
”考え”の分野はすぐに上達することが実感しにくいかもしれません。
でもこの記事をみてから意識して取り入れていこうとするだけでもどんどん改善されていくと思います。
この記事を作る上で参考にした書籍も合わせて紹介しておきます。
プレゼンに苦手意識のある方やスライド作成が苦手という方はぜひ参考にしてみてください。
Twitterに連絡いただければ全部無料で相談を受け付けます!アドバイスなどもしますので機会があれば連絡ください!
ご覧いただきありがとうございました。
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