【カンタン解説】演繹法とは何?わかりやすく解説!【ポイント・注意点も】

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みなさん、「演繹」という言葉をお聞きした際に、パッと内容が頭に浮かびますか?言葉は聞いたことあるけど、いまいち内容がよくわからないという方も多いかもしれません。
ちなみに、読み方は「えんえき」です。

この記事では、演繹的思考とは何か、例も含めてわかりやすく解説します!

では早速本題です。

演繹法とは?

結論、演繹法とは「ある事柄を今までの傾向から考えて、解決策や対策を考える」といった思考法のことです。

ウィキペディアでは以下のように定義されています。

三段論法とも言われるもので、「ルール」(または一般論)と「観察事項」の2つの情報を関連付け、そこから結論を必然的に導き出す思考法。 演繹的論理展開とも呼ぶ。

日常生活でも自然と行なっていることだと思います!

帰納法の記事はこちらです!

それではパターン別に演繹法を利用した事柄をみていきましょう!

演繹法の例

それでは、演繹法の例を考えてみます!

演繹法の例

1、事柄:友人A君に頼みごとをしたい。 演繹:A君はいつも電話に出ないから直接会って相談してみよう。

2、事柄:来週対戦するサッカーチームに勝つためにはどうしよう。 演繹:以前対戦した時は、攻撃に力を割くあまりに守備が手薄になっていた。陣形を変更して臨もう。

3、事柄:来年の資格取得に向けてプランを立てたい。 演繹:今まで、試験はギリギリになって対策して失敗していたから、スタートダッシュを早く切り、準備に取り掛かろう。

いかがでしょう!

意外とシンプルではないでしょうか。

実際のビジネスや日常生活で活かすポイントを解説していきます!

演繹法を使う上でのポイントと注意点

演繹法を考える時、その思考は全体が正しいのかどうかよく考えることが大事です。
演繹的に持ち引き出されることは、1つとは限りません。むしろ複数あることの方が多いと思います。
例えば、上の例にも出した相手サッカーチームの対策ですが、演繹的に考えた際に、

・守備<攻撃になっていた
・試合終盤になるにつれて動きが鈍くなっていた
・選手層が厚くなく、こちら側のアクションに対応できていなかった

など、複数個の対策が見つかります。
あくまで、過去の一般的なルールに基づいて思考するというだけなので、1つの解に固執しないようにしましょう。

また、状況の変化が激しい事象を演繹的に考える際は、変化に伴った思考ができているか見つめ直しましょう。

状況変化が激しい分野では、演繹的な考え方は機能しづらいとも言えますので、注意してください><

まとめ

まとめです!

演繹法とは「ある事柄を今までの傾向から考えて、解決策や対策を考える」といった思考法のこと。

演繹法を使う上でのポイントは演繹法を考える時、その思考は全体が正しいのかどうかよく考えることが大事ということ。

演繹法の注意点としては、状況の変化が激しい事象を演繹的に考える際は、変化に伴った思考ができているか見つめ直すこと。

内容は以上になります!

最後に、演繹法を知る上で参考になった書籍を貼っておきますね!

合わせて、帰納法の記事も見てみてください!

それではまた!!

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