フードバンクとは?受け取るには?要点だけ解説!

ライフハック
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この記事では、最近話題のフードバンクについて解説しています。

コロナ情勢下において、余ってしまった食品の再利用を実現するための取り組みを要点を絞って解説しました。

フードバンクを知らなかった人や、知ってはいるけど何か良く分からないといった方が多いと思います。なので、この記事をみてフードバンクの認知が広がれば幸いです。

フードバンクとは?

フードバンクとは簡単に説明すると、本来捨ててしまっていた食品法人や個人に提供するための団体のことです。

この活動および事業は、農林水産省やNPO法人、などが積極的に支援しています。

なぜフードバンクが必要なのか

背景として、「食品ロス」問題が挙げられます。

食品ロスは、売れ残りや食べ残し、期限切れ食品など、本来は食べることができたはずの食品が廃棄されることのことで、日本だけでなく世界的な問題です。

具体的な数値でいうと、日本では年間約646万トンもの食べ物がまだ食べられるにも関わらず廃棄されていると言われています。(農林水産省 平成28年度)

イメージしにくい数値ですが、世界全体の食料援助が年間で320万トン(2014年)なので、その倍の食料が日本だけで廃棄されていることになります。

このようになっている原因として、「3分の1ルール」があります。

「3分の1ルール」とは製造日から賞味期限までの期間の3分の1までの間に、小売業者に納入しなければいけないということです。

それを販売する期限は製造日から賞味期限までの期間の3分の2までとされています。

なので、賞味期限がきれていなくても廃棄に回す食品が発生してしまうことが一般的になっているので、必然的に廃棄する量が多くなってしまいます。

フードバンクで何が変わるのか?

フードバンクが変えようとしているのは、まさに廃棄される食品を必要な人や場所に届ける流動性と言えます。

そもそも、廃棄の量を減らす取り組みも必要ですが、必要としている人々に届ける手法が無いことも問題でした。

そこで、フードバンクが上手く間に入っていくことで、食品の流れを変えようとしています。

フードバンクで届けるには

農家の方や一般家庭の方がフードバンクに登録するには、手続きをする必要があります。

以下にリンクを貼ったので、寄付してみたい方はチェックしてみてください!

農林水産省のホームページ↓↓↓

フードバンク:農林水産省

セカンドハーベストジャパン↓↓↓

食品の寄贈で支援|SECOND HARVEST(セカンドハーベスト・ジャパン)
「もったいない」食品を活用し、社会を変える仕組みの構築を

フードバンクで受け取るには

個人が余った食品を受け取るには、寄付する際と同様にしっかりと申請をしておく必要があります。

以下のリンクにてチェックしてみてください!

指定されたURLのページは存在しません | セカンドハーベスト・ジャパン(日本初のフードバンク)
セカンドハーベスト・ジャパンは、食品ロス(フードロス)を引き取り、人々へ届ける活動を行う日本初のフードバンクです。

まとめ

フードバンクなどの全国規模の取り組みは、何と言っても認知することが重要です。

自分には関係ないなと思っていることでも、自分の案外身近な人が困っているという問題はいくつもあると思います。

食べ物に限らず、様々な課題が現代には存在していて、一般的な企業でさえも環境問題に取り組む姿勢が求められている時代です。

SDGsで設定されているテーマの中にも食品ロスはありますので、以下の記事で世界規模の課題も確認してもてください。

また、twitter、インスタにて情報発信をしているのでそちらもチェックしてみてくださいね!

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